さん☆おとぴpresents いのちのしくみ

2017年1月にアメブロからお引っ越ししました。過去記事保存用なので、たぶん更新することはないと思います。

☆思考で生きてたころの話③☆

例えばふと思い出したのが

クレジットカードを作る時に、ハガキに銀行口座を記入して

その上にシールを貼って送るように書類が来たんです

いまなら、何にも気にせずに記入して送りますけど

その時は、こんな誰が見ても、銀行口座が書いてありそうなハガキ

もしかしたら郵便局員に泥棒がいて盗まれたらどうするんだと

気になって、クレジットカード会社に苦情の電話をしたんです

あの頃は、人も自分も全く信じてなかったので

それが行き過ぎて、そんな感じだったんでしょうけど

いま、考えると病的に神経質でした

一方で、人と当たり障りなく

関わろうとばかりしていたので

断るってことができなくなっていって

苦手な相手と電話で話していると

あからさまに早々に切ることができなくて

電話を切るために、話をまとめようとして

別に会いたくもないのに、会う約束をして

間近になって、死ぬほど後悔したり

クレジットカードをお得だと勧誘されて

なんとなく申し込んだはいいけど

全くその店舗に行かないので、役にたたず解約したいけど

なんでか解約の電話がでなくて

(断ることが心苦しいからだと思う)

無料だからとダラダラと何年も使わないカードを持っていて

やっと何年か後に思い立って解約できた時に

安堵感で涙がでてきたんですけど

いま、考えると、なんでそんなことを気にしていたのか意味不明です

他にもメール出すのも

たかだか用件は数文字で終わるのに

前回、会った時のお礼から始まり

相手を気遣って、なんだかんだ

最後はこう締めてって、自分の頭の中で定型文を作っていて

メール打つだけで疲れたし

自分がそれだけ気遣っているのに

相手が超短文だと失礼だと腹が立ったりとか

もう、このころはがんじがらめで

例をあげたらキリがないぐらい

一生懸命、頭使って生きてました

とにかく、うしろ指を刺されないように

ものすごく緊張して生きていたんでしょうね

仕事では、患者さんに指導したり

ハッキリ言うことが多かったですが

仕事だからできましたけど

プライベートは、どうやって当たり障りなく過ごすかばかりで

頭が過剰に動いていて

何をやっても、頭が騒がしいので

楽しむってことができなくなってました

それもね、相手に不快感を与えないために

表面的には楽しそうにふるまっているので

相手はよかれと思ってまた誘われたりするのに

わたしは行きたくなさ過ぎて、

色んな人の電話にでれなくなっていて

もう自分で自分の首を絞めまくってました

それで、前回の結婚で訳のわからない元夫に

苦しんで、苦しんで

もう誰が何といおうと、何が何でも嫌っ!って感じで

その現状を打破できたんです

離婚する時に、色んな人に

なんで結婚したのか不思議がられたんですけど

感覚を消しているから、そういった違和感を感じても

それすらも消してしまってました

だから頭ガチガチになっていた、当時のわたしには

あれぐらいインパクトがある人じゃないと

気付けないぐらい、感覚が死んでたんだと思うので

いま、思うと元夫に本当にありがとうなんです

いま、そのころがウソみたいに幸せに暮らしてます

時々、ダーリンとケンカもしますけど

昔みたいに、自分も訳もわからずイライラしているんじゃなくて

自分がなんで怒っているのか理由がなんとなく分かるので

引きずらないで、済みますし

「かまって欲しかったの。ごめんね」とか

本当の理由をいうと、ダーリンもすんなり機嫌が直ります

わたしの機嫌のバロメーターとして

ダーリンがいてくれて、

色んなわたしを見せてくれています

パートナーって、より自分を強く見せてくれるし

そういった鏡だけじゃなくて

自分が自分を分かれば分かるだけ

彼との違いが分かるので、

相手の個性をそのまま尊重し

愛することができるようになっていくのを

日々、感じています

だからね

あの頃のわたしのように、いま、苦しい人は

頭で解決しようとするんじゃなくて

常識とか、人からどう見られるかとか

ちょっと横によけておいて

自分が本当は何を感じているのか、気付いてあげてくださいね