☆恨みと淋しさ②☆
もののけと遭遇するのが増えた一方で
確実に、感覚をつかんでくれる人との出会いも増えた
いままで、圧倒的に女性が多かったお話し会に
ちらほら男性が来てくれるようになって来た
しかも純粋で優しい天使系男子との出会いが増えた
数か月前まではレアだった、天使系男子って
意外といるんだなって思ってた
男性の方が、どうしてもこの世に染まらないと
生きていけないから、頭が固くなってしまうけど
色んな感情を解放すると
まるで少年みたいな純粋さが残んだなーと
そうすると、人に尽くして
相手が喜んでくれることに喜びを感じるみたい
尽くした方も幸せで、尽くされた方も幸せなんて素敵ねーって思ってた
アドバンス卒業生も、歩みが遅い人、感覚をつかむのが早い人
さまざまだけど、それぞれが一生懸命で
自分に真摯に向き合っていた
おとぴは悩みらしい悩みはないけど
強いていれば、お友達がいないことが悩みだった
感覚的なことを極めれば、極めるほど
そうではない人と、会話が成り立たなくなるから
自然と友達はみんな離れて行った
普段はダーリンがいるから淋しくないけど
たまには、お友達と遊びたいこともある
しかも今月はダーリンが忙しくて、
真夜中に帰って来ることが多かった
でも、アドバンスの卒業生が遊んでくれるし
ちょいちょい連絡くれるから淋しくなかった
わたし、相手が自分に嘘をついているのが
すごく嫌だから
時には、とても厳しいこともいうけど
全部、受け容れてくれる
こうやって感覚的なことを共有できる仲間がいるのは幸せ
ダーリンとは普段、妖怪ウォッチごっことかして遊んでいて
それはそれで楽しいからいいけど
こういう感覚的な話はあんまりしない
たまのをの二人とは、よく感覚的な話をしてたけど
同年代では、いなかったから
アドバンスの卒業生たちと
そういう会話ができるのがとても嬉しかった
すると自分の中からものすごい淋しさが湧いて来た
気付かないようにしてたけど
こんなにわたし淋しかったんだねって思った
淋しくない、安心する環境を知れて
初めて感じることができる淋しさもある
深い、感じても解消しきれないものは
気付かないように隠すこともある
気付けるってことは、その淋しさを分かって
あげられるようになってから出てくることもある
人と人とが感覚で通じ合えない淋しさ
上辺だけの会話で、人に合わせている人々への悲しみ
人と人とがいがみ合い、蔑み合うこの世
そんなものに対する悲しみや淋しさが出てきた
わたし、こんな想いで生きて来たんだねーって
分かってあげられて、本当に幸せだった
いままでも、たくさん自分の淋しさを分かって来たよ
でもね。自分で自分を分かることで癒えることもあるし
誰かに分かってもらいたいこともある
誰かと通じ合うことで癒えることもある
すべて自分で済んでいたら
人が存在する意味がないじゃない
淋しさがわるから、愛しさも分かる
そう考えると。淋しさすらも愛おしい
思えば、感覚が良いのにもののけ化した人たち
みんな、淋しそうだった
人は淋しさ故に、認められようとして頑張ったり
わたしすごいでしょって、虚勢を張って
（エゴに）乗り上がったりする
もしかしたら、淋しさが浮上して来て
一時的に、この世的な人たちに染まることで
淋しさを癒していたり
深い淋しさを感じたくなくて
無意識に淋しさをそらすために、
頭を忙しく働かせたり
色んな癖をまわしているのが、
もののけっぽく見えるのかも
そういえば、怨霊とかした、落ち武者みたいなもののけも
最初は、殺してやる、殺してやる
この恨みいざ果たさんって
すんげー呪いまくって、吠えまくってて
魑魅魍魎もたくさん連れててそりゃもう大変だったけど
（わたしは、相手の状態を
そのまま感覚で表現するので
時として、代わりに吠えたりする）
その苦しさを分かってあげていたら
徐々に、落ち着いて
最後には小さな子どもみたいになって
淋しいよー、淋しいよー。お母ちゃんどこいったのー
淋しいよーって泣きじゃくっていた
それも分かってあげていたら
分かってくれて、ありがとうって昇天していった
そうやって、色んな人のことを分かってあげられること
それがとても嬉しかった
それに分かってあげることで
人の色んな面を理解できないことで、
恨んだり、嫌ったりすることしかできなかった
過去の自分が癒えていくので、
誰かの何かを分かってあげられるたびに
自分のことがますます愛おしく思えるし
色んなことがあるけれども、
それでも、わたしはやっぱり人を愛しているんだなーって思った
それにこの淋しさがあるから
もののけさんたちのエネルギーと引き合ったのかも
もののけさんたちも、それを教えに来てくれたんだね
ありがとう
③につづく
