さん☆おとぴpresents いのちのしくみ

2017年1月にアメブロからお引っ越ししました。過去記事保存用なので、たぶん更新することはないと思います。

☆人と人とか分かり合えない淋しさ☆

スピリチュアル系雑誌トリニティさんの

webマガジンに連載させていただいてます

元精神科看護師 さん☆おとぴ presents “いのちのしくみ”

良かったらご覧ください

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水曜にダーリンがイギリスに出張に行ったので

しょんぼりとしているおとぴです

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空港にて

「わたしを置いて行かないでー」と駄々をこねている図

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ダーリンはわたしが淋しがると嬉しいらしく

でへでへしながら搭乗ゲートに消えて行きました

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20代のころとか、情緒不安定だったころは

彼氏と一日、連絡がとれないだけで

不安で不安でたまらなかったんだけど

ダーリンにはそういう不安は感じたことがなくて

毎年夏に1~2週間出張で海外に行っているけど

そんなに淋しくなかったのね

離れていても心でつながっているって感じがあって

淋しくなかったのね

それが今年は妙に淋しい

そりゃ、ダーリンのことこよなく愛しているから

いなかったら淋しくて当たり前だなーって思う

それに、本当はずっと淋しい中、生きて来たのに

気付かないようにしてたんだなー、とも思うの

ダーリンがいると気付けないから

こうして年に一度ぐらいいない時があると

色々と自分の気持ちに気付けるから、

ちょうど良いのよねー

何度か書いているけど、

わたし子どものころから淋しがり屋じゃなかったのね

当時は当たり前すぎて、人が好きだなんて自覚なかったけど

人が大好きで、

近所にお菓子をくれるおばあちゃんが何人かいたから

色んなおばあちゃんの家をハシゴしたり

お友達のうちだの、あちこち行ってたし

知らない人と仲良くなってお家に遊びに行ったりとか

いま、考えると危ないようなことも平気でしてたけど

ひとりでも平気でお留守番して遊んでられたのね

たぶん2~3歳ぐらいからひとりで、平気で遊んでた

それでも、淋しいって感じなかったんだけど

もうこの頃には切り替え方を覚えてた気がする

わたしにとって淋しさって、人といるから埋まるものじゃなくて

人とのすれ違いで、どんどん増していくものだったから

人といることでも返って増すことのほうが多かった

人って基本的に相手に自分をみるし

自分の良かれと思ったことを押し付けてくる

なんか、そういうのが意味不明ですごく淋しかったんだなーって

いまになって思う

なんかさー

普段の元気な時は気にならないようなことでも

しょんぼりと落ち込んでいる時って余計にせつなくなるんだけど

たとえばさー

ダーリンが出張で海外に行くって言うと

なんで一緒に行かなかったの?

一緒に行けば良かったのに

えっ???別に行こうと思わなかったから

イギリス興味ないし

えー、わたしだったら絶対に行くのに

なんで、お金がもったいないから?

???別に一緒に行っても、ダーリン学会でずっといないし

(4~5日間ぐらい学会)

それなら、別の時に一緒に他の所にいけばいいじゃない

えー、ひとりの時はひとりであちこち行けばいいじゃない

どうして行かないの??

だから行きたくないからだって

それに日本でひとり暮らし満喫できるし

イギリスごはんまずいって聞くし

えー、それでもわたしだったら行くー

だーかーら、行きたくないから行かないの

行きたいのは、自分でしょうが

なんか、こんな会話を毎年、何人かの人としてるんです(´∀`;A

本当に人って自分しか見てないんだなーってしみじみ思うんです

普段の行動みていて分からないのかな?

わたしは金があろうがなかろうが

行きたきゃ、世界のどこだって行くわ

行きたくないから、行かなかったっていってるでしょ!

行きたいのはお前だろうが!それをわたしに押し付けないでよー

って感じ

ダーリンも一緒に行く?って声をかけてくれるんですが

彼はぎりぎりまで仕事をしていて

毎年、行きの飛行機の中で発表準備をしてる感じで余裕がないし

8月に日本でも学会があるから、終わったらすぐ帰ってくる感じで

慌ただしいし

ひとりでも観たいぐらいの場所がある土地ならともかく

イギリスにいまの所、興味が湧かないし

それなら、別の時にのんびり南国に行きたいの(青い海がある所が好き)

わたしは、全く迷いもなく行かないって決めているのに

毎年、ダーリンが海外出張だっていうと

なんで一緒に行かないのって、何人かにしつこく言われるよ

上にも書いてある通り、その人が行きたいだけだと思うんだけど

みんな、そんなに海外に行きたいのかなー

すんげー、みんな、押し付けてくるよ

まぁ、自分が良かれと思うことって

相手が望んでなくても、押し付けて来るよね

一緒に行けばいいのにーってぐらいは分かるけど

「行きたくないから」って言われたら

「そうなんだー、わたしだったら行きたかったなー」なら分かるんだけど

まるで

一緒に行けないなんて

なんて不幸なの

ぐらいの感じで、行けば良かったのに攻撃が始まるのよ

たぶん、淋しがっているなんて聞いたら

余計に、自分の意見を押し付け攻撃が始まるんだろうけど

そりゃ、ダーリンいなければ淋しいけど

淋しいからって、行きたくもない場所についていくのもどうかと思うの

それって、自分の淋しさをごまかしているだけだし

別に淋しさを感じるの嫌じゃないのよ

淋しがっている自分もかわいいなーと

思って写メ撮ってもらったぐらいだし

淋しくたっていいじゃない

それだけ、ダーリンが大好きだってことだもの

でも、自分が淋しいのを耐えられない人は

そこで、なんとかしなくちゃが始まるのよ

一緒に行けば淋しい想いをしないで良かったのにもそうだし

他の人と一緒にいたり、電話すれば淋しくないかとか

何かに打ち込んでいれば、大丈夫なんじゃないかとか

別にさー

ごまかさなくても、まぎらわさなくても

なんとかしなくても、良くない

ダーリンいなくて淋しいなーってしょんぼりする日が

あったっていいじゃない

なんか、淋しさをまぎらわしていると

再会した時の感動が薄れる気がするよ

結婚した年は、ダーリン、出張で

ブラジルに2週間行ったんだけど

いない間に、困らないようにってお小遣いくれたのよ

たしか10万ぐらいくれた気がするの

一応、言っておくけど、うちはそんなに裕福なわけじゃないけど

ダーリンそうとう心配で、奮発したんだと思う

わたしは味をしめて、自分一人ならご飯作らないで

好き勝手、食べれるし金はあるし、あれこれ遊んでたら

全く淋しくなくて、あっという間に2週間が経ったの

淋しくなかったもんだから、ダーリンが帰ってきても、

別に嬉しくないって言うか、

あー、バケーションが終わっちゃったって感じで

喜んでないのが伝わったみたいで

次の年から、お小遣いくれなくなった…Σ( ̄ロ ̄lll)がーん 

それは、それで楽しい想い出だけど

それ以降の年は、ダーリンが帰ってくるのが

すごく嬉しくて、楽しみだったから

時々、一緒にいない時間があるのもいいもんだなーって思った

ワークとかしてて、本当に思うけど

人は自分の感情をものすごくごまかして、すり替えて生きている

わたしも、今回湧いて来た淋しさって

ずいぶん、すり替えて隠して生きて来たものだと思った

だって、上記みたいなやりとりだらけなのよこの世って

自分の思い込みの押し付け合い

自分がそうだからって、相手もそうだと限らないのに

自分と相手を一色単にして、押し付けてくる

もうちょっと余裕をもって、相手をみれれば

そんな押し付け起こらないんだけど

みんな感覚を潰して、色んなことを感じないようにして

生きているから、そんな余裕ないしさー

大人達がそうやって、感情をごまかして生きているから

子どもにもそれを強要するわけよ

例えば、泣いちゃダメとか

淋しくても、我慢しなくちゃダメとか

口に出さなくても、大人が色んな感情を溜め込んで

我慢しているのは、子ども達に伝わって

子ども達は言葉が達者じゃないなりに、

一生懸命察して、色んな感情を封じて行く

淋しければ、別に我慢しなくても、まぎらわさなくても

あー、淋しいんだねって自分の淋しさを分かってあげれば

だいぶ、楽になるし、そのまま淋しさを感じてもいいんだけどねー

我慢するか、ごまかすか、まぎらわすしかないのかなー

わたしはこうやってみんなが生きているのが

ものすごく淋しかった

でも、その淋しさを感じてしまっても

どこにもよりどころがないから、必死で隠して来た

この淋しさを隠して生きている人って

ものすごく多いと思うよ

でも、いまは分かってあげられるから

わたしは、小さいころから感じてた

この淋しさを、ごまかさずに感じているよ

でもね。

よくある現象で、良いものを感じると、

悪いものが浮き出てくるって現象があってね

良い悪いで表現すると、まるで淋しさが悪いみたいだけど

そうじゃなくて、いままで悪いとされていたものって感じかな

これを感じるわけにはいかないと隠してたもの

たとえば肩が凝っていると、凝っているのも分からなくなるけど

一度、楽になると、こんなに凝ってたんだってわかるじゃない

そんな感じで、これほどまでの淋しさを感じられるようになったってことは

それだけ淋しくない状況を感じられるようになったってことでもあると思うの

子どものころにはできなかった生き方

人と人とが心で通い合う生き方

それが徐々にできるような気配を感じているんだろうね

だから無理にすり替えるわけでもなく

それだけ淋しさかったってことに気付けることをとても嬉しくも思うんだ

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☆7月のおとぴ祭りのお知らせ☆